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私達の震災~仙台より~ 3

震災から3日目が、私達にとって一番辛い日となりました。
何故かと言うと、4日目から電気が通じるようになり、徐々に元の生活へと戻り始めるからです。
しかしそんな事は3日目には知る由もなく、私は給水所へ何度も足を運び、
あかりのフードや飲み水を確保することにかけずり回っていました。







003_convert_20110321134548.jpg
震災翌日から、あかりのサークルを私のベットの側に移動しました。
一番揺れが少なかったであろう北側に位置する寝室です。








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写真を撮っていたら遊びに誘うあかり。
無邪気だけれど、このときはなんだか感傷的になりました。







人間用の食料は、他の人と分けあったり炊き出しで補給することができます。
しかし飼っている動物の分までは、当然かもしれませんがどこからも出てきません。
マンションから徒歩5分のところにあるいつものペットショップはずっと閉店のまま。
私は必死になって、通りすがりの犬の散歩をしているマンションの住人の方に、
どこかドッグフードを購入できる場所を知らないか尋ねてみました。
するとその男性の方は、知っているけれどその場所は遠い。
もし自分の持っているフードで良かったら分けてあげるから、と言い、
初めて会う私にマンションの部屋番号を教えてくれました(涙涙)。
私は本当にありがとうございますと言ってその場を離れましたが、
その給水所からの帰り道、その男性の方は私の行方を追って来てくれ、
余っているからと試供品のドッグフードを私に手渡してくれました…。
2日分くらいにはなるから、といって去っていったその男性の方にいつか御礼をすると
心に決め、ありがたく頂いたフードとあかりの飲み水となる水道水を抱えて部屋に戻りました。







私達の住むマンションは、分譲のファミリータイプで約100世帯が入居しています。
私は入居した当時から、他の住人の方達と積極的に親しくなろうとはしていませんでした。
一生住むと決めて購入した訳ではないこと、いろいろと詮索されるのが好きではないこと、
お互いに世帯として仲良くはなりづらいだろうと思いこんでいたのです。
しかし今回だけは、どんなに嫌な顔をされようともあかりを守るため、生き延びるために
マンションの住人の方達に助けを求めることを覚悟していました。
隣の一家が荷物整理をしている音を聞いては、一人では持ち上げられない家具を一緒に
運んでもらったり、理事長をつかまえて避難所を教えてもらったりしていました。
どの方も、私が想像していたよりもものずごく親切に助けてくれ、また励ましてくれました。
そして意外にも私とあかりのことは知れ渡っていたらしく、
いろいろな場面でマンションの住人の方に声を掛けてもらうことが多々ありました。
一人で生きているつもりでも、こうやって誰かの支えの下に生活は成り立っているのですね。








3日目の夜は、私の緊張と不安がピークを迎え、どうにも寝られない夜を過ごしていました。
あと1週間分くらいの食料と水はあるから大丈夫、と思っても不安は別のところにあるのです。
やるせない鬱屈が私を責め、もし自分が精神を壊すことがあるとしたらこれかな、と思いました。
でもそうならなかったのは、とにかく明日の朝まで頑張ろう、明日の朝になったら別の誰かに
助けを求めようと心に決めたからだと思います。
もう私には、恥も外聞もなく人との交流を求める自分を抑える力はありませんでした。
そして4日目の朝、運命の出会いが待っていました。











記事を書くことを優先したいので、コメントは閉じさせていただいています。
もしなにかありましたら、最後の記事にご意見等よろしくお願いいたします。

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プロフィール

みずほ

Author:みずほ
仙台でパグとの二人暮らし♪

長女:アオイ
(黒パグ♀ 享年3歳3ヶ月)

次女:あかり
(フォーンパグ♀ 4歳)
 

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