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近況

008 - コピー

あかりのパグ座りはこんなにも色っぽいのです。





昼間、外出先から戻ってくるとこんな感じで迎えてくれます。
どっと力が抜けます(笑)。













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どうする?戸建暮らし

アオイのお墓を自宅の庭につくるという選択肢がなくなった今、
果たしてこの4LDKの一戸建てに一人と一パグで暮らし続けるものか、迷っています。
正直に言えば…広すぎて掃除が大変です。といっても使っていない部屋も当然ありますが。
庭も私にとっては広すぎて、大部分は防草シート&砂利敷きです。
庭にドッグランを作りたいとは思っていますが、外構工事の費用の高さに二の足を踏み続けて早4年。
売るべきか貸すべきか、それとも住み続けるべきか。どの選択も決めかねています。




売るメリットは住宅ローンの残債がなくなること。これはかなり大きいです。
逆にデメリットは、次の住み替え先がないこと。
被災地はまだ不動産価格が高止まりしていて、新たな新居を購入するのは難しい時期です。
賃貸はペット可だと件数が少ないのが難点。
ペット可で1LDKで駐車場付きとなると市内では7~8万とか?住宅ローンより高い家賃です。
現在の住宅ローンが6万弱なので、それ以下で収めようとすると1Kですが物が入りきらない…。
家具も家電も大き目に揃えてしまったのが仇となってしまっています(泣)。




貸すメリットは、僅かながらも賃貸収入が入ってくること。
実際の家賃から住宅ローン分を差し引いての収入なので少ないですが、何もないよりは大きいです。
デメリットは売るときと同じで住み替え先の問題もありますが、
一件でも大家業をしなければならないので、リスクや物件管理など一通りの家主としての仕事があること。これはやる気の問題ですね。
やはり住み替え先の問題をクリアしての話になります。




対して住み続けることのメリット。引っ越しをしなくていいこと。
デメリットはなんだか勿体ない様な気がすること(笑)。年末の大掃除は一度もしていないこと。
窓掃除は枚数が多すぎてこれからもやる気が全くしないこと。庭掃除がまあまあ大変なこと。
結局掃除がポイントなんでしょうか。ついでに書くと、床の拭き掃除やワックス掛けもしておらず、仕事を辞めない限りはやらない自信があります。
掃除機掛けと水回りはちゃんとやっています。




現在の自宅で一番いいなと思っているところが、地震に対しての強さです。
まず地盤が固い。震災後調べたところ、我が家周辺は切り土の造成部分でした。
リフォーム直後に震災の揺れを経験したのに、クロスに一部ひびが入っただけで他は無傷でした。
なんと足場もかかっていたのに崩れていなかったので、本当に地盤がいいんだと思います。
なので震災後もそういう意味では安心してあかりにお留守番をしてもらえます。




逆に不安なのが防犯。対策はしてても、高層階のマンションと比べるとやはり劣る部分です。
現在は開口部以外にも、外構周りの整理整頓に気を配っています。
外から見て乱雑に映る家は狙われやすいらしく、逆に花がある家は避けられるのだとか。
花壇の整地や鉢植えなどの対策はまだこれからですが、どんどん出費が増えていくのが頭の痛い問題です。
一戸建ては維持費がかかります。体力と根性も。




引っ越し先がなければ住み続けることになりますが、なんだかそこまで肝がすわらないこの頃。
住み替えるのもダメ、住み続けるものダメではどうしようもないですよね。
でもアオイの納骨を決めたときのように、なにかあれば即行動に移すときもあるかもしれないので、その時までは腰を据えるでもなく住み続けようと思います。
また何年かすれば状況も少しは変わるでしょう。
次回は少し、あかりの近影を載せるべく準備しようと思います。






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納骨を決断したきっかけ<その2>

いつか納骨のときにブラックダイヤのネックレスを手放すときがきたら、
このフラワーモチーフのネックレスを身に着けよう。
そう思ってしばらくは洋服箪笥の中にそのまましまってありました。
でも時間がたつにつれ、やはり気になって、とうとう包装を開けて中身を取り出してしまいました。
手に取ってつけてみると、すんなりとホワイトカラーのモチーフが鎖骨のあたりで揺れています。
ブラックダイヤのネックレスに固執していた自分が、いつの間にかいなくなっていました。
そしてその夜、宮城県内のペット霊園についてネットで詳しく調べ始めました。




この時点で、自宅の庭に納骨するという選択肢は自然に消えていました。
アオイの位牌にブラックダイヤのネックレスを預けようという気持ちになり、遺骨は他のペット達と一緒の合同の形で納めようと思い始めていました。
そうすればアオイの遺骨も寂しくないし、ネックレスともいつも一緒です。
アオイは犬見知りだからと、他のワンちゃん達と一緒にするのは忍びないという考えも以前はありました。
でも、アオイはもうここ(遺骨)にはいない。
もうずっと遠く、虹の橋を渡り切ったところにいるという実感があったので、他の飼い主さん達と一緒にお参りができる合同葬がいいと思いました。




私はアオイが初めての動物の家族だったので、ペット霊園はすべて民営のものだと思い込んでいましたが、検索するうちに、聞きなれた『葛岡墓園』という文字が出てきました。
そういえば、パグ仲間の一人が先代犬のお墓を葛岡にしたと言っていたような…。
思い出しながら葛岡墓園を開くと、それは仙台市が創設した大規模な一団の墓園の総称でした。
市営の墓地?と思いながら見てみると、その一角には動物納骨堂というペット達専用の場所がありました。なんと市民であればいつでも無料で納骨が可能とのこと。合同の形で納骨後もお参りが出来ること。
他のペット霊園を検索することも忘れ、ここにしようと決めました。




アオイの位牌が届いていなかったら、フラワーモチーフのネックレスを手にしていなかったら。
こんなにすんなりと合同の納骨に踏み切れなかったかもしれません。
この葛岡墓園は公営なので、仙台市がなくならない限り納骨堂は永久に管理され、市内のペットや飼い主達の大切な場所として引き継がれていくでしょう。
葛岡墓園がもし存在していなかったら、民営のペット霊園の中から自分で納得のできる場所を選ぶつもりでした。
でもおそらく何ヶ所も見学に行ったし悩んだりもしただろうし、やはりここまですっきりと決断できたか分かりません。
こんなにすぐそばに公営の動物納骨堂があったなんて。
辿り着くのに時間がかかり過ぎ、とも思いましたが私には必要な時間だったんだと今では思います。




動物の生まれ変わりのサイクルは人間とは違うから、なるべく早めに遺骨を納めた方がいい。
自宅の庭にペットを埋葬することに反対の意見。いろいろな考え方があります。
私はずっと、アオイが亡くなった時にお世話になったご夫妻の庭にあった手作りのお墓に憧れていて、同じように埋葬してあげることが夢でした。
でも時間が経って、今回決めた方法が一番の最良だと心から思うようになりました。
時間が経ちすぎないうちに早く、と焦って別の方法で納骨していたら、きっと後悔していたでしょう。
だから納骨の時期も方法も、その飼い主が一番納得できるものでいいと思うんです。
私みたいに何年もかかってやっとの人もいるし、埋葬の形も本当にさまざまで。
正解を探すのではなく、それぞれの形で思い思いのさよならが出来たらそれがきっと答えです。




今回ブログを再開したときには今月にも納骨をする予定でしたが、
もともと来月に母が仙台にくる予定になっていて、どうせなら母と一緒に二人で見送ろうということになりました。
なんだかこれもアオイの遺志がそうさせているような…。気のせいかな?(笑)
でもきっと可愛がってくれたおばあちゃんがお見送りに来てくれて、アオイも喜ぶんじゃないかと思います。
アオイは遠く離れていても、最後のお見送りの際の想いはきっとどこかでつながっていると思うから。





001 - コピー
骨壺があった位置に位牌が、骨壺は納骨に備え中の図。






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納骨を決断したきっかけ<その1>

まず一つ目は、アオイが私の夢の中に出てこなくなったこと。
亡くなってからしばらくは、時々アオイは私の夢の中に出てきて、
必ず私の顔を見つめ、その丸い体や上目使いの表情を見せてくれていました。
ですが半年、一年と経つうちに、いつの間にか出てこなくなり、
胸が締め付けられなくなるとともに、アオイはもう夢には出てこないのかもしれないなと自然に思うようになりました。
寂しいというよりは諦念、アオイはもう私の傍にはいなくって、
どこか遠い、私の知らない場所にいるのかなと考えるようになっていきました。




そして二つ目は、アオイの位牌が私のもとにやってきたこと。
位牌と言っても、専門の業者が作ったり、人間の位牌のような正式なものではありません。
あるパグ仲間のお家に知り合いの芸術家の方が作ったというパグの置物があったのですが、
素晴らしい置物で思わず感嘆していたら、その芸術家の方が同じ置物(手作りなので一つ一つ違う)を私にもひとつ、作ってくださったのです。
そのパグ仲間も芸術家の方も、アオイのことは知りません。
お邪魔した日から少しして、またそのパグ仲間のお宅にお邪魔したら、すとん、とその置物は私の目の前に座っていました。
どうやらパグ仲間がパグ好きの私の為に気を利かせてくれ、もう一つ作ってくれる様に言ってくれたみたいなんです。
私はその芸術家の方にお会いしたこともなく、どうしてこんな貴重なものを見ず知らずの私にまで作ってくださったのか定かではありませんが、
その置物が来てから、私はそれをアオイだと思って大切に、毎日過ごしています。




002 - コピー
骨壺のあった場所に鎮座してくれています。




三つ目は、うまく伝わるかどうか分かりませんが、上の画像の置物にかけてあるネックレスの事について。
アオイの生前、近所のアウトレットでたまたま、小さなブラックダイヤモンドのついたゴールドのネックレスを見つけました。
それを見たとき、なんかアオイっぽいなあと思い、普段そんなにアクセサリーをつけない方なのに即決して買ってきてしまいました。
そして家に帰ってからアオイの首にかけ、似合うね~なんて話しかけながら、次の日からほぼ毎日そのネックレスをつける日々が続きました。




アオイを失ってからも、私は毎日そのネックレスを身につけ続けました。
最初はアオイと毎日一緒にいられる気がして、つけない日など考えもしませんでした。
そのネックレスを見るたび、アオイを思い出し、嬉しいような切ないような苦しいような、
ないまぜになった気持ちは重いときもありましたが、その重さこそが今の私なんだと思っていました。




でも何年も経つうちに、少しずつ私の心には違った感情が芽生えてきていました。
どちらかというと自宅の庭に納骨することを考えていた私は、納骨の際にこのネックレスもアオイと一緒に埋めるつもりでいました。
二人の思い出のこのネックレスを一緒に埋めてあげることが、私の一番の贖罪だと思っていたのです。
ですが私の納骨の決断はなかなか下されず、時間ばかりが過ぎていきました。
私は納骨するまでずっと、このネックレスを毎日身につけ続けるのかな。
義務感でそうしているのかな。アオイを忘れないように、思い出すように。
そして納骨のときにこのネックレスを埋めてしまったら、もう二度とこのネックレスには会えない。




うまく書けませんが、ネックレスを重く考える自分を責める気持ちと、
ネックレスと離れられない気持ちが複雑に心を占めるようになっていって、自分でもどうしようもない時期でした。
するとまた、偶然立ち寄った雑貨屋さんであるネックレスに出会いました。
それはフェイクでしたが、イエローゴールドの小さなフラワーモチーフのついた華奢なネックレスで、思わず手に取って眺めていました。
四葉のクローバーみたいで可愛い。その時は買いませんでしたが、別の用事に立ち寄った際に売れていないのを確認したりして、どうにも諦めきれなかったので結局買ってしまいました。
でもその時は、すぐつける気にはなれず、洋服箪笥の引き出しにしまっておきました。








すみません、長くなりすぎたので<その2>に続きます。
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納骨の時期

アオイは他県で火葬し、母と二人で骨壺を抱え、その足で仙台に戻りました。
その火葬場では仙台で納骨したい旨を伝えると、宮城県内の民営のペット霊園を紹介してくれました。
なので、当時は私もその紹介されたペット霊園に納骨するつもりでいました。
自宅(当時はマンション)から車で1時間もかからない場所にあったし、折をみて見学し、
費用や参拝など説明を受けて、納得したらあかりと一緒に二人だけで納骨すればいいと考えました。




しかしその後、アオイと暮らした当時の自宅のマンションに一つ問題が浮上しました。
バルコニーに、鳩が頻繁にやって来るようになってしまったのです。
その時既にパピーのあかりと迎えていたので、私は軽くパニックになりました。
鳩のフンは非常に衛生的に問題で、掃除をするだけでも私自身に害が及ぶし、
直接触れなくてもあかりに万が一のことがあったら大変です。
バルコニーはマンションの共用部分なので管理会社と話し合いましたが、
管理規約の改定や他にも問題があり、なかなか前に進まない感じでした。
それでその時、そうだ、アオイの遺骨を庭に埋めることも出来るし、一戸建てに引っ越そう。
仕事柄行動は早く、その年の年末までにはマンションの売却と一戸建ての購入契約を済ませていました。




年が明けて一戸建てのリフォームも完了し、さあマンションを引き払って一戸建てにお引っ越し、となった時に、あの東日本大震災が起きました。
引っ越し直前のマンションは8階だったので揺れに揺れ、詳しくは3.11のカテに書いたとおりです。
その後、紆余曲折を経て一戸建てに入居した訳ですが、ここでまた私の心は揺れました。
震災で多くの人が自宅を失い、または離れて暮らすことを余儀なくされている。
私は果たして、この一戸建ての新居に一生暮らすことができるのか?
たとえできたとしても、私の亡き後はアオイの遺骨はどうなるんだろう。
第三者がこの土地を入手したとき、前所有者の手作りの墓をどうするのかなんて誰にも分からない。
半分はアオイの遺骨を埋めるために購入した一戸建てでしたが、また迷いの中に入ってしまいました。



一戸建てに暮らしながらも、アオイの遺骨を庭に埋める決心がつかず、
また紹介された民営のペット霊園を見学に行くでもなく、長い月日が経っていきました。
震災の影響もあったと思いますが、私は民営のペット霊園がいつまで存続できるのか、
例えば経営していた人が亡くなったり廃業してしまった場合、そのペットの遺骨達がどうなってしまうのか。
疑心暗鬼になってしまい、今度は民営のペット霊園に納骨することさえも躊躇するようになっていました。
当時は仙台市営の墓園にまで思い至らず、想いは堂々巡りでした。
またアオイの遺骨を手許から離す勇気もなかったんだと思います。




民営のペット霊園が信じられないくらいなら自宅の庭に埋めようか。
それとも近くの山に入って、こっそり人知れず納骨しようか。山なら無くなったりしないし。
実際海に散骨したり、山林に納骨される飼い主さんもいるようです(法的には分かりません)。
でも私は、自宅庭・民営のペット霊園・自然に還すのどれもしっくりきませんでした。
しかも亡くなった当時の、早く納骨してアオイを自由にさせてあげたい、という気持ちも
なんだかよく分からなくなってきていました。
あまり長く遺骨を手許に置いておくのは良くないんじゃないかという思いも確かにあったのですが、
それにしても時間が経ちすぎてしまっていて、ここまできたら納得のいく時が来るまでというか、
焦ってもすぐに納骨できる心情でもありませんでした。
ところが転機というものは意外なくらいすーっと、私のところにやってきたのです。








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Appendix

プロフィール

みずほ

Author:みずほ
仙台でパグとの二人暮らし♪

長女:アオイ
(黒パグ♀ 享年3歳3ヶ月)

次女:あかり
(フォーンパグ♀ 4歳)
 

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